何故、1日は24時間?
| ||
|
子供のころ世界4大文明の授業を受けて、その後、誰もが疑問に思ったことは、「4大文明は独立して興った文明なのに、
何故、全ての文明で共通して1日は午前午後の12x2=24時間なのだろう」ではないでしょうか。
1日が10時間の文明があっても良いではないかと考え、そうならないのは4大文明の以前にアトランティスなどの文明があったのではないかとも考えたものです。
しかし、少し歴史を勉強すれば、4大文明の元になったのはメソポタミア文明の前に栄えたシュメール文明であったことを知ることになります。
このシュメール文明が問題で、7500年前高度な文明を持ったシュメール人が突然現れたとされています。 ここで突然現れたというのが我々にとっては神秘的で、シュメール神話のアヌンナキは惑星二ビルから来た宇宙人ではないかと胸躍らせるわけです。 さらに、勉強を進めるとシュメール文明は日本の天皇家との共通性があることを知ることになります。 確かに、シュメール(スメル)はスメラミコト(古代の天皇)の意味で、シュメール語と日本語は膠着語という点で共通性があり、菊の御紋、三種の神器など、偶然とは思えない共通性が多いです。 宇宙人説を好む人は、これらのことから日本人の起源もまた宇宙人であり、縄文の遮光土偶は宇宙人がモデルということになります。 あるいは、縄文人がシュメール文明を作ったのではないか、逆にシュメール人が日本に来て高天原の神になったのではないかという説が出されます。 前者の代表的な説は、約7300年前にあった南九州での大噴火で日本には人が住めなくなり、多くの日本人がメソポタミヤの地へ移住した考えます。 これをさらに複雑にするのが、日ユ同祖論と呼ばれるもので、現在、日本にあるいくつか伝統的な文化とユダヤ文化との類似性がから、 日本人の祖先が2700年前にアッシリア人に追放されたイスラエルの失われた十支族のひとつであると考えます。 日本古代文明の真実を解明するということは、これらの全てについて合理的な答えを出すということです。 しかし、一度には無理なので、この頁では、何故、1日は24時間なのかという点についてまず考えます。 真実を明らかにする上で大前提となるのは、「宇宙人など現在の科学で説明できないことは使わない」です。 これを許してしまえば、何でも有りになり、宇宙人など使わなくてもタイムマシンがあれば全ては説明できてしまいます。 こんな作業をいくらやっても無意味であることは言うまでもありません。 従って、ここでの真実の解明は、当時、それがあったと考える方が自然な技術を使い、人間の行動は我々の常識の範囲に限られます。 まず、最初に考えなけばならないのは、シュメールと天皇家との共通性です。これは偶然とは言い難く、両者に何らかの交流があったことを示しています。 しかし、日本人が大量にメソポタミヤに移住したというのは無理があります。DNAにもそのような痕跡は認められません。 仮に南九州の大噴火で人が住めなくなったとしても、近畿や関東ではその影響は少ないので避難はできるでしょうし、 一時的に海外に避難するなら朝鮮半島や中国沿岸に肥沃な土地はいくらでもあり、何も遠く離れたメソポタミヤまで数千人から数万人の日本人が移住する必然性はありません。 それではシュメールと日本との交流はどうやったのかですが、おそらく海路を使っての交易だと思います。 使用した船は、比較的大きな船が作れる葦船であったと思います。縄文人の中には東南アジアから沖縄を経て日本に来た人種もあり、彼らは遠洋航海の技術に長けていました。 沿岸伝いにチグリス・ユーフラテスの河口まで行くわけですが、その途中では何度も食料や水の補給をしなければなりません。 その交易は物々交換ですので、日本からは少量で価値の高い商品を運ぶ必要があります。それには、おそらくメノウ・翡翠の勾玉や琥珀の装飾品が使われたと思います。 シュメールと日本の交流では多くの情報交換がされました。 しかし、おそらく縄文文明とシュメール文明の始まりの時期の差を考えれば、初期の段階では日本からシュメールの流れの方が多かったと予想されます。 これが、高度な文明を持ったシュメール人が突然現れたと言われる原因です。日本から何を輸出し、日本は何を輸入したのかは、この後の頁で徐々に説明していきます。 まずは12進数が十二支として輸出された可能性について次頁で考えましょう。 | ||
| 前ページへ | 次ページへ |
