緒言:何故、日本の古代文明?
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戦後のGHQによる日本占領の目的の1つは、日本精神を弱体化し日本人を骨抜きにすることで、二度と再びアメリカに歯向かわないようにすることでした。
(他の目的はアメリカを戦争犯罪国家として歴史に残さないことでしたが、これについては後で述べます)。
GHQの占領方式は間接統治の形態であり、GHQの指示や命令を日本政府が日本の政治機構を使って政策として実施しました。
表向きは言論や出版の自由を掲げながら、実際には極めて厳しい思想統制、言論統制が行われたわけです。 その中でも特に罪深いのが教育改革の名を借りた自虐史観の押しつけと、古事記、日本書紀を用いる国史の教育の禁止でした。 全ての国家にはその国の成り立ちを記述する神話があり、それを教育課程から排除することはその国の伝統・文化の破壊につながます。 これは戦勝国といえども決して許されることではありません。ある国の歴史を抹殺することは、その国を抹殺することと等しいのです。 例えば、ある国がギリシャとの戦争で勝ったからと言って、占領政策として、ギリシャ人の子供たちにギリシャ神話を教えることを禁止するようなことが許されるでしょうか? 許されるはずがありません。ギリシャ神話は人類共通の財産で、戦勝国だからと言って自由にできるものではないからです。 日本神話も同じです。後で説明しますが日本神話はギリシャ神話の元ともなる世界最古の神話なのです。 世界の近代史で、ある国の神話や歴史を抹殺するような仕打ちを受けた例は、GHQによる日本の占領政策以外にはありません。 同じ敗戦国のドイツでは、ナチスの思想は禁止されましたが、ゲルマン民族の神話やドイツの伝統・文化の継承は全く問題にされていませんし、軍備の保持も最初から認められているのです。 皆さんは、何故、日本だけがとは思いませんか? このような不当な占領政策は、1952年に日本が占領軍から独立した直後に改正されなければなりませんでした。 しかしながら、戦前の知識人が公職追放されたために当時の大学、学会、教育会はアメリカの占領政策の協力者や社会主義者で占められていて、 GHQの占領政策は独立後もそのまま継続されることとなりました。 世界中のいかなる国家であっても、子供たちに自国の素晴らしさを教育しているはずです。 それができない国は日本以外には存在しないのです。 戦後80年弱が経過し、戦後教育を受けた日本人が社会の大半を占めるようになり、GHQの占領政策がもたらした日本精神の弱体化の問題点があらわになっています。 一部の政治家は国の将来よりも党利・党略を優先し、酷い場合には党さえも自分の権力保持のツールに使っています。 これは中国共産党の習近平主席やロシアのプーチン大統領と同じ行為であり、引き際の綺麗さを重んじる戦前の日本人ではありえませんでした。 また、企業や公的組織のリーダーになるのは調整型と呼ばれる人間ばかりであり、自分の理念や哲学を主張する人間は、周りとの軋轢を起こすので組織では隅に追いやられています。 崇高な理念や哲学を持たない人間は、公的な利益よりも私的な利益を優先し、いつまでもポストにしがみついて老害を引き起こします。 日本人のこのような精神の劣化により、日本の国力は急速に低下し経済成長の原動力も失われています。 この状態を放置すれば、日本は二流国への坂道を転げ落ち、二度と再び復活することはできないでしょう。 大東亜戦争(The Pacific War 和訳:太平洋戦争)の開戦に際し、海軍の軍令部総長であった永野修身大将は次のように述べています。 「戦わずして国亡びた場合は魂まで失った真の亡国である。 しかして、最後の一兵まで戦うことによってのみ、死中に活路を見出うるであろう。 戦ってよしんば勝たずとも、護国に徹した日本精神さえ残れば、我等の子孫は再三再起するであろう。」 先人たちはこの言葉どおりに最後の一兵まで戦い、子孫に国の将来を託して尊い命を犠牲にしました。 しかながら、現状の日本はGHQの占領政策を打破できずに日本精神までも失おうとしています。 これでは、先人たちが戦った意義は失われ、彼らの尊い犠牲は犬死になってしまいます。 人生は事を成すためにあります。今我々は何を成すべきか? その答えは、「国史を、日本を貶めようとする自称専門家の手から、日本人ひとりひとりの手に取り戻し、それを日本の将来を担う世代に引き継ぐこと」なのです。 具体的には、日本の古代史の真実を明らかにすることです。政治的な配慮や体裁を整えるようなことは一切必要ありません。 嘘偽りのない真実を解明すれば良いのです。そして、日本の古代史の中心にあるのが縄文文明なのです。 筆者は2023年に国立大学法人である東京工業大学をを65歳で定年退職しました。 専門はセラミックスでしたので、上に述べたような動機で縄文土器の研究を始めました。 研究の過程でまず明らかとなったのは、縄文時代を未開で野蛮な時代にしておきたい勢力が国内にも国外にも存在するということです。 古代史はいずれの場合も、真実の上に枯れた木材や枯れ葉、土などが堆積しているものですが、縄文文明の場合にはその上に人為的に廃材や生ごみまでが積まれていました。 それを少しずつ取り除いていくわけですが、この時に用いた方法は、理系研究で自然の摂理を明らかにする方法です。 具体的には、最初に全ての先入観を捨てて白紙の状態を作り、その紙の上に実験事実を乗せて、その事実の全てを合理的に説明するモデルを構築します。 歴史の研究者は、例えば文献資料ではその真偽をまず議論し、偽の要素が少しでもあればその資料の価値をゼロにしてしまいます。 しかし、いずれの資料にも真実は含まれているのです。その真実の声を虚心坦懐に聞かなければ真実を解明することはできません。 研究が進み、ある程度自分なりの結論が見えてきた時点で、最も不安になったのは縄文文明の真実、すなわち、日本という国家の起源はどのようなものかということでした。 多くの国の場合、その起源には人間の欲や裏切り、さらには、虐殺のような醜い物があるのではないでしょうか? 縄文時代も、全く精神性のない生殖だけを目的とする動物的なものかもしれません。 つまり、古代の真実を覆い隠す枯れた木材、枯れ葉、土などを取り除いたら、その底で見つけるのは腐臭ただよう醜悪なものかもしれないとうことです。 おそらく、世界中のほとんどの国は現実にはそうではないかと思います。 その不安に耐えて、真実を覆い隠すものを取り除いた結果、その底で筆者が発見したのは、地中深くから湧き出る綺麗な湧き水でした。 日本という国の起源には、英雄物語も財宝もありません。単に地中深くから水が湧き出ているだけです。 関東周辺の方ならば、富士山麓にある忍野八海の湧き水を見たことがあると思います。 日本の古代文明の真実は、あの湧き水と同じと考えてください。 測り知れないほど地中深く、すなわち、古代から脈々とわき出す全くよどみのない水です。 筆者はそれを知ったときに、日本人として生を受けたことを本当に幸せに感じました。 日本という国は想像していたよりもはるかに素晴らしい国でした。 その素晴らしさを子供たちに伝える時に、日本人としてとても有り難いのは、粉飾や嘘偽りのない真実のみを伝えれば良いということです。 こんな国が日本以外にあるでしょうか?日本という国の存在は、世界史上の奇跡といっても過言ではありません。 そして、その奇跡の中心には古代から脈々と続く天皇家の存在があるという結論に至りました。 我々の世代は、戦前生まれの両親を持っています。その意味で我々は親から戦前の教育を受けています。 国史を復活させるには、日本の古代文明の真実を解明する以外の方法はありません。 その作業を行う責任を負っているのは、戦前と戦後を繋ぐ最後の世代である我々なのです。 今この時期が最後のチャンスで、我々の世代が死に絶えた後には二度とチャンスはありません。 古代史の真実を解明する作業は、ジグソーパズルを完成させる作業と類似しています。 ここで問題となるのは、ジグソーパズルのパーツはごく一部しかないということです。 考古学研究者の長年の努力により、各パーツがこの絵の一部として使えるかどうかは明らかとなっています。 考古学研究者は、各パーツの出土した場所や作られた年代を推定することで、そのパーツが正確であることを示します。 この意味で、考古学研究者は実験研究者なのです。 しかし、物理学における真理の解明には実験研究者と理論研究者の両方が必要であるのと同様に、日本古代文明の真実を解明するのにも実験研究者だけでなく理論研究者が必要です。 物理学で言えば、アインシュタイン博士やホーキング博士のような存在です。 彼らは、天才的な頭脳で無から有を生み出します。つまり、限られたジグソーパズルのパーツから全体の絵を描くわけです。 このような才能は大部分の実験科学者は持ち合わせてはいません。 筆者は長年理工系大学で研究をしてきましたが、実験系の研究者で、理論系研究者のように無から有を作りだす頭脳は持ちあわせていません。 日本の歴史に関しても全くの素人です。 しかし、日本の古代文明の真実を解明することは、日本の今後の発展のため必要不可欠であるという信念に基づき、自分の能力でできる範囲のことはしました。 その結果として描いた下絵をこのWEBで説明します。 当然、不十分な部分はありますが、皆様との共同研究を通して、この下絵の完成度を上げたいと考えています。 ご協力をお願いしたいのは、歴史研究家だけでなく市井の古代史愛好家や、想像力の卓越した歴史小説家などです。 今の時代は、必要な情報はインターネットで簡単に手に入ります。まずは、そのレベルの情報で十分です。 重要なことは、その情報を組み合わせて、それらを合理的に矛盾なく説明するモデルを構築することです。 それには卓越した想像力と論理的思考力が必要になります。 どうか皆様にその部分でご協力いただき、いつの日か真実に基づく新しい国史を日本の子供達に教育できるようにしたいと思っています。 |
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日本の古代文明の真実を国史として復活することは信仰の自由とはなんら矛盾しません。 子供達に真実を教えて何が悪いのですか? | ||
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